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映像制作の基本ステップ完全ガイド — 初心者がまず押さえるべき3つの工程

公開日: 2026.06.12 読むのにかかる時間: 約3 分

映像制作と聞くと撮影の場面を思い浮かべる方が多いと思いますが、実際の制作工程において撮影が占める割合は全体の2〜3割程度です。本記事では、映像制作の全体像を「プリプロダクション」「プロダクション」「ポストプロダクション」の3工程に分けて解説します。

プリプロダクション — 完成度の8割はここで決まる

プリプロダクションは撮影前の準備工程です。企画、構成、絵コンテ、ロケハン、香盤表(撮影スケジュール)の作成までが含まれます。

初心者が最も軽視しがちで、プロが最も時間をかけるのがこの工程です。「何を、誰に、どんな順番で見せるか」が固まっていれば、撮影当日の判断はほとんど迷いません。逆にここが曖昧なまま現場に入ると、素材の撮り漏れや方向性のブレが必ず起きます。まずはA4一枚で構いません。動画の目的、ターゲット、一番伝えたいこと(一文)、尺、参考動画の5項目を書き出すことから始めてください。

プロダクション — 撮影は「選択肢を残す」作業

撮影工程で意識すべきは、編集時の選択肢を残すことです。同じカットでも引き・寄りの2サイズを押さえる、インタビューは本題の前後も回し続ける、環境音を30秒録っておく。こうした保険が編集の自由度を大きく変えます。

機材は最初から高価なものを揃える必要はありません。スマートフォンでも、固定(三脚)・光(窓際の自然光)・音(外部マイク)の3点を整えるだけで、映像の印象は見違えます。

ポストプロダクション — 編集は引き算

編集、カラーグレーディング、MA(音の調整)を行う仕上げの工程です。初心者の編集は「足し算」になりがちですが、上達のコツは引き算です。1カットの長さを疑い、テロップを減らし、伝えたいことを絞る。視聴者の集中力は有限であることを前提に、迷ったら削る判断を心がけてください。

3つの工程を意識するだけで、制作の段取りと完成度は大きく変わります。次回以降、各工程をさらに掘り下げて解説していきます。

映像で、想いをカチに。

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